iPhoneやAndroidなどのスマートフォンやタブレットで利用できるマッチングアプリのTinder(ティンダー)で利用停止になったり強制退会になってしまった時の対処法についてです。
Tinderでは、規約違反をするとアカウントが利用停止(俗にいう凍結状態)になったり、強制退会になったりすることがあります。
例えば他サイトへ誘導することを目的としたスパムメッセージ行為や、他のユーザーやTinder運営に対する暴言や侮辱行為、他にも性別を偽って登録する行為などが挙げられます。
これらの状態になってしまった場合にはどのように対処すれば良いでしょうか。
対処方法
アカウントを停止させられてしまったり、強制退会になってしまった場合の対処方法としては1.アカウントを取り直す、2.別のサイトを利用する、の2つが考えられます。
が、その前にTinder PlusやTinder Goldなどの定期課金契約をしていたのであれば、先にそれらを解除しましょう。強制退会やアカウント凍結されてもこれらは自動解除されません。
関連ページ:Tinder PlusやGoldなどの課金を解約する方法
ちなみにここでご紹介する対処方法が、「既存アカウントを復活させる方法」や「運営へ問い合わせする方法」ではないのは、Tinderを含むマッチングサイトでは一度アカウントが停止・退会させられてしまった場合には、そのアカウントを復活させるのが難しいため、そのアカウントをあきらめて違う角度から問題を解決しようという考えからです。
1.アカウントを取り直す
Tinderでは新しい携帯電話番号さえ用意できれば新規にアカウントを取得することは難しくありません。
Tinderの新規登録方法はFacebookのアカウントと提携するか、電話番号を用いるかの2通りの方法がありますが、どちらの場合でもSMSの受信が可能な携帯電話番号が必要となってきます。
複数アカウントについてや新規アカウントの登録方法については別ページにて詳しく解説していますので、そちらを参照してください。
関連ページ:Tinderで複数アカウントを取得する方法
関連ページ:TinderにFacebookや電話番号で会員登録する方法
ただしTinderの規約ではアカウント凍結中に別アカウントを作る行為、および強制退会後にアカウントを新規作成する行為はどちらも規約違反です。発覚すると再度ペナルティを受ける可能性が高いですので十分注意しましょう。
ちなみに2018年よりも以前は複数アカウント自体は規約違反ではなく、さらにFacebookアカウントでの新規登録だと携帯電話認証もなかったので、実質アカウントは作り放題でした。
2.別のサイトを利用する
前述の通りTinderでアカウントを取り直すと規約違反になってしまうので、Tinderを利用するのをあきらめて他のサイトやアプリを利用するという対処方法です。
日本で利用できるマッチングサイトはTinder以外にも、ハッピーメール!やワクワクメール、PCMAX、イククル、Jメールなどがあります。
特にハッピーメールとワクワクメール、PCMAXは、Tinder以上に会員数がいる上にお金をかけて女性会員を集めているため、出会える可能性は非常に高くお勧めのサイトとなっています。
ハッピーメール
ワクワクメール
PCMAX
イククル(18禁)
ミントC!Jメール
Tinderでの規約違反となる行為
規約違反となる行為はいくつかありますが、アカウントが凍結される代表的なものは以下の通りです。
- 他者に対するヘイト・侮辱行為
- 脅迫や恫喝などの犯罪行為
- わいせつ画像の掲示
- 他者のアカウント利用
- 複数アカウントおよび強制退会後の新規アカウント利用
- tinderで知り合った相手と直接会った際のトラブル
その他にもTinder運営が個別に判断を下す場合もあります。詳しくは別ページで解説していますのでそちらを参照してください。
関連ページ:Tinderで規約違反となる行為とペナルティ
Tinderでアカウントが凍結されるまでの流れ
Tinderでアカウントが凍結されるまでの流れは以下の通りです。
他者から通報されるパターン
- (何度も)通報される
- アカウントが「レビュー中」になる
- 凍結または強制退会
Tinderには「通報する」という機能があり、何度も自分が通報されるとアカウントが「レビュー中」という扱いになります。
この段階では規約違反しているかどうか運営が調査している状態で、まだペナルティが課せられるかどうかは決まっていません。
もし規約違反が発覚した場合にはそのまま凍結や強制退会などのペナルティが課せられます。規約違反していなかった場合には「レビュー中」の状態が解除され、通常使用が可能となります。
「レビュー中」の状態は、短ければ1、2日ですが、長いと2週間~1カ月ということもあります。
関連ページ:Tinderでマッチングをブロック・解除または通報する方法
運営が発見するパターン
- 運営が規約違反を発見
- 凍結または強制退会
通報以外にも運営がたまたま規約違反を発見したパターンの場合には「レビュー中」の段階を通り越してペナルティが課せられます。
過去にアカウント停止にされた特殊な例
一般的な例ではありませんが、Tinderで過去に特殊な条件でアカウントを停止させられた有名な例がいくつかあるのでご紹介しておきます。
アメリカの政治活動の一環として利用されたケース
2016年大統領民主党予備選において、候補者のバーニー・サンダースの支持団体であるBernie Sanders’ Dank Meme Stashの派生団体がTinderを用いて投票を呼び掛ける活動を行ったとして、Tinder運営はこれをスパムと見なしメンバーをアカウント停止としました。
参考:Bernie Babes Banned From Tinder for Too Much Campaigning
(訳:キャンペーンにお熱のバーニーチルドレン、Tinderに強制退会させられる)
トランスジェンダーの人が性別登録を詐称しているとされたケース
Tinderの開発ブログの中で「私たちは以前は完璧でなかったことを知っている。もし他のユーザーによって不公正にも通報され、我々運営に間違ってTinderを辞めさせられた人がいるのであれば、今のTinderに帰ってきてほしい」と語っています。
現在のTinderはいくつかの言語に限られますが、男性・女性の他にトランスジェンダーや性同一性障害、中性など様々な性別を選ぶことができるようになっています。ちなみに日本語は男性・女性の2種類だけです。
関連ページ:Tinderのやり方・使い方