セックスするために必要なモテる男の強引さの定義についてです。
世の女性が「強引な男が好き」「強引にされたらキュンとする」などというのを一度ぐらいは聞いたことがあります。
女性の言う強引とは、一般的な意味としての「強引」のうちで、条件付きの一部分だけを言っています。
しかしこれを勘違いし、力ずくで女性をホテルに連れ込んだり、無理やりセックスしてしまうと大変なことになりかねません。
それでは女性の言う強引とはどのような意味なのでしょうか?
強引 = 女性に言い訳を与える力
強引の定義
水野敬也氏の著書「LOVE理論」では、強引と言うのは「女性に言い訳を与える力」であると定義しています。
女だってセックスしたい。
しかし、世間体がある。
誰とでも寝る軽い女だと思われたくない。
プライドもある。
そんな諸々の障壁を飛び越えさせるだけの言い訳を作ってやること。それが女の言う「強引」の正体である。
水野敬也著「LOVE理論」より
ここに書いてあることが全てですが、少しわかりにくい部分を補足させてもらいます。
形式グダと強引さ
前提として、全ての女性は自身のことを「軽い女ではない」「誰とでも寝ない」と思っている、または思いたい、のどちらかです。
なのであなたにホテルや家に誘われたときには、行きたいと思っていても必ず抵抗して見せます。
これは形式グダと呼ばれるものです。女性は次のように考えています。
「あなたとセックスすること自体は問題ないのだけれど、だからと言ってすぐにOKを出すのは軽い女のやること。なので今日は断っておこう。」
積極的なNOではなく、消極的なNOです。
このような時に水野氏の言う「強引さ」を発揮すれば、「私はダメって言ったけど、この人が強引だったから仕方ないわよね。私が軽いわけじゃないわ。」という言い訳を女性に与えてあげることができるのです。
これはセックスだけでなく、キスでもハグでもこれと同様で、違うのはその障壁の高さです。
本気の拒否かウソの拒否か
本気拒否に強引はNG
ここまで読めばわかると思いますが、男性の強引さは嫌われていたり何とも思われていない女性の気持ちを変えるというものではなく、既に好意を持ってくれている女性を後ろから後押しすることなのです。
つまり女性の言う「強引な人が好き」とは、すでに好意を持っている男性に対して「私もセックスしたいんだから上手くリードしろよ」と言う意味です。
なので本気であなたの誘いを拒否している相手に対して強引さを発揮することは、単純に相手に恐怖を与え、最悪の場合には犯罪者になってしまいます。
ここの見極めは非常に重要です。
見極める方法1
本当の拒否(真正グダ)かウソの拒否(形式グダ)かを見極める方法として、最も有名で効果的なのが「手を繋いで引っ張ってみる方法」です。
手順は簡単です。
手を繋いで「行くよ!」と言いながらホテル方面に軽く引っ張ってみるだけです。
真正グダの場合には強く抵抗されますが、形式グダの場合には抵抗はほぼありません。
見極める方法2
前出の「LOVE理論」内で紹介されている方法で「タクシー理論」という方法です。
手順は簡単です。
女性の目の前でタクシーを止め「行こうか」と乗るように誘導するだけです。
真正グダなら女性は絶対に乗りません、形式グダなら少し粘れば乗ります。
この方法は、家やホテルまで距離がある際に使えます。
さらにタクシーの運転手の「乗るの?乗らないの?」というプレッシャーが、真正グダで折れることはないが形式グダだと折れるという微妙な居心地の悪さを演出してくれます。
他にもいくつか方法は考えられますが、どの方法にも共通して言えるのは「一見すると強引な方法」「女性には本当に嫌なら断ることのできる逃げ道が用意されている」ということです。
まとめ
- 女性の「強引な人が好き」とは、すでに好意のある相手が強引にしてくれることを意味する
- 脈もない相手に強引に行くと嫌われる
- 形式グダか真正グダかの見極めは手を繋いで引っ張ってみるのが有効
- 女性のためにセックスすることの言い訳を用意できるのがモテる強引な男
ちなみに今回のように言葉の上では「強引な人が好き」となっているけど、実際には「好きな人に強引にしてほしい」というように、女性の言葉には言葉自体と因果関係が逆ということがよくあります。
他にも有名なものでは「誠実な男性が好き」というのもあります。
実際は好きになった男性に誠実であってほしいだけで、最初から誠実な男性はモテません。
これについては別ページで解説しています。
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