iPhoneやAndroidなどのスマートフォンやタブレットで利用できるマッチングアプリのTinder(ティンダー)の良い口コミや悪い口コミなどの評判と、Tinder歴5年で累計マッチング数2000以上の管理人が実際に使用した感想についてです。
マッチングサイトやマッチングアプリは世にたくさんありますが、すべてを使うわけにはいかないのでどれを使うか決めなければいけません。
その際にそれぞれのサイトの口コミなどをネットで調べるのが定跡となっています。
このページではTinderについてのネットでの口コミについてのまとめと、管理人が実際に利用した感想・体験をまとめました。
良い口コミ
インターネット上で見られる良い口コミについては以下のものが挙げられます。
- 1.(女性ユーザーは)いくらでもマッチングする
- 2.外国人と知り合える
- 3.海外で現地の人と知り合える
- 4.無料または料金が安い
- 5.サクラがいない
それぞれについて詳しく解説していきます。
1.女性ユーザーであればいくらでもマッチングできる
Tinderはお互いが気に入ればマッチングが成立しメッセージのやり取りを開始できるのですが、女性ユーザーであればかなり簡単にマッチングすることができます。
ただしこれはあくまで女性限定であり、男性側から見た場合には悪い点となっています。
ちなみにマッチングに関する具体的な数字を挙げますと、アメリカの名門大学であるコーネル大学が行った研究では、Tinderにおいて自分の写真を3枚載せている見た目が平均程度の男女がスワイプした時にマッチングする確率について、男性は約2%だったのに対して、女性は約24%のマッチング率でした。
つまり自分の写真を載せている女性であれば4人いいね!すれば1人ぐらいマッチする確率となっています。
2.外国人と知り合える
Tinderはアメリカ発祥のアプリですので、国産のマッチングアプリとは違って全世界190カ国以上で展開しており、さまざまな国のユーザーがいます。
そのため日本に観光や留学で来る外国人が利用していることも多く、彼らとマッチングできることが一つの魅力でもあります。
外国人と知り合いたいと考える男性も女性もかなり多いので、その方々にとっては非常に良いアプリであると言えます。
管理人も国内でアメリカ、カナダ、フランス、ウクライナ、中国、台湾、香港、フィリピン、タイ、インドネシア、ベトナム、シンガポールの方達とマッチングして実際に会った事があります。
ちなみに日本人のユーザーがまだまだ少ないころは外国人の方が多いと感じることもよくありましたが、2016年以降は完全に日本人の方が多くなっています。
3.海外で現地の人と知り合える
2のところでお話したようにTinderは世界各国で展開されていますので、ユーザーは各国にいます。
現地でマッチングを探索すれば、場所によってはかなりの人数のユーザーがいることがわかります。特に欧米諸国とインドネシアはユーザーが多いようです。
4.無料または料金が安い
Tinderは基本的な利用であれば無料で行えます。無料のままでは物足りないという方は課金をすることで様々な機能が利用できるようになります。
定期購入の場合には他のマッチングサイトに比べて割安になっているため比較的余裕をもって利用できます。ただ、詳しくは後述しますがコスパ重視で利用しているとマッチング率がかなり奮わないです。
関連ページ:基本無料のTinderの有料プランのPlusやGold会員の値段と必要性
5.サクラがいない
口コミでは特に見つけることができなかったので厳密には口コミではありませんが、個人的に大きなメリットだと感じるので追加しておきます。
Tinderはメッセージの都度課金の他マッチングアプリと違い、月額固定料金ですのでサクラを使ってメッセージを引き出す意味がありません。そのためサクラというもの自体が存在しません。
サクラがいる場合には悪い点として口コミされることはあっても、サクラがいなくて良い点として口コミされることはないので、この口コミは見つけることができませんでした。
ただしサクラではないですが、デリヘルなどの業者はたまにいます。
関連ページ:Tinderにサクラや業者やマルチ・宗教の勧誘の人はいるのか?
悪い口コミ
良い点の次は悪い点についての口コミについてです。
1.(男性ユーザーは)なかなかマッチングしない
2.外国人が多い
3.ヤリモク、既婚者が多い
4.恋愛目的以外も多い
5.バグが多い
それぞれについてこちらも詳しく解説していきます。
1.男性ユーザーにとってはなかなかマッチングしない仕組み
良い口コミの部分では女性ユーザーならばマッチングしやすいという点を取り上げましたが、逆に男性ユーザーの場合には非常にマッチングしにくいのがこのアプリの特徴でもあります。
これは男性が「とりあえず女性全員にいいね!をしてから様子を見よう」という方法を取る一方で、女性は「慎重に相手を見てからいいね!するか決めよう」という方法を取るためです。
前述のコーネル大学の研究では男性は1.97%のマッチング率という結果が出ていましたが、実際に平均を取ってみるとおよそ0.6%前後となるという研究結果もあります。
これは相手を選ばずに170回いいね!を送って1回マッチする程度の確率ですので、1日100回程度しかいいね!できない無料ユーザーではかなり厳しいことがわかります。
ちなみに別ページにて詳しく解説していますが、個人的な経験から「可愛い子1人とヤるまでに平均的に必要ないいね!を送る回数」を計算した結果、約24万回という結論に至りました。
関連ページ:Tinderで可愛い子と本当に出会えてやれるの?
関連ページ:Tinderでなかなかマッチングしない時の対処法
2.外国人が多い
これは良い点でもあれば悪い点でもあります。この点を悪い口コミとして挙げているのには男性の方が多いように思います。
というのも、男性はあくまで女性とセックスすることが目的でTinderを使っているのが大半ですから、外国人とかどうでもいいという事のようです。
3.ヤリモク、既婚者が多い
これは女性目線での悪い口コミです。男性側のユーザーにはヤリモクや既婚者が多いと感じている女性ユーザーが多いようです。
まず前者のヤリモクについては実際問題として確かに多いです。むしろ「彼女は欲しいけど、一発やるだけでもとりあえずは満足」というレベルまでヤリモクとして認定するならほぼ男性全員と言っても過言ではありません。
ただ「ヤルこと以外興味ありません」という方に関しては比較的わかりやすい傾向があるので、見分けることはできます。
既婚者に関してですが、global web indexというサイトによりますと男性に限らずユーザー全体の30%が既婚者であると報告しています。もちろん日本での統計ではないですし、自己申告によるアンケートですので日本でも当てはまるかどうかは疑問ですが一つの指標にはなると思います。
関連ページ:Tinderにいるヤリモクの男性・女性の特徴と見分け方
関連ページ:Tinderのユーザー数や男女比率やユーザーの年齢層、既婚率
4.恋愛目的以外も多い
マルチ商法の勧誘やイベントの集客目的で利用している人が多いという口コミです。この目的で利用する人は確かにいますし、どちらかといえば男性よりも女性の方が多いようです。
個人的な経験ではマルチの勧誘はTinderで知り合った別々の女性から合計3度受けています。プロフィールを見ても具体的に「ネットワークビジネスやっています」とは書いていないので、実際会って見るまで確定しないのは多少困ります。
またイベントやバンド活動などの集客目的で利用している方もいらっしゃいます。この目的利用の方々についてはプロフィールに「イベントやってます」的なことを書いているので比較的わかりやすいです。
そういうイベントに行ってリアルでナンパするのもアリだとは思いますが、Tinderで出会いたい人から見ればあまり好ましくないと感じるでしょう。
関連ページ:Tinderにサクラや業者やマルチ・宗教の勧誘の人はいるのか?
参考:コーネル大学のTinder研究論文「A First Look at User Activity on Tinder」
5.バグが多い
有料機能、無料機能どちらでも比較的多くのバグが報告されており、例えば「マッチがすべて消えた」「東京のど真ん中なのに誰も表示されない」「ログインできない」などの症状が報告されています。
管理人もバグでマッチが消滅したことはありますが、その後1日以内に復活しています。今のところバグが原因で全く使えなくなったという経験はありません。
管理人が利用した感想
まず管理人についてですが、Tinder歴は5年、マッチング数2000以上、実際に会った人数は100人程度です。
マッチング数に対して実際に会った人数が少ないのは、年齢と距離だけ設定して相手を見ることなくスワイプして、マッチング後に厳選してメッセージを送るという手法を取っていたため、全く好みでない方ともかなりの数マッチングしているからです。
Tinderの良い点
実際に自分が感じたTinderの良い点のうち、前記の口コミに無いものを挙げると以下の通りです。
・ツール利用でマッチングは量産できるので楽
以前利用できたツールは使えなくなっています。代替できるツール模索中。
・ブースト利用だけでもマッチングはかなりできる
実際に使って感じた良い点は、無料ユーザーが多いのできちんと課金すればそれなりに成果が出るということです。
ハードルが低ければ低いほどライバルは必然的に多くなるため、無料ユーザーのままだと成果は出ません。逆に課金するというハードルを越えると一気にライバルが減ります。
特にTinderPlusに加えてブーストに課金すればライバルに差をつけることができます。ブースト自体は年々値上がりしているので、ここに課金できるかどうかで差はどんどん広がるでしょう。
ツールに関しては本来は邪道ですのでおススメしていいかどうかは分かりませんが、オートスワイプツールが利用できるのであればかなり楽になります。ただ以前あったツールはTinder運営の対策によりほぼ利用できなくなっています。
関連ページ:Tinder用最強ツール!自動いいねアプリの「Match plus」の使い方と料金
関連ページ:Tinderのブースト機能の効果的な時間や使い方と料金
Tinderの悪い点
実際に自分が感じたTinderの悪い点のうち、前記の口コミに無いものを挙げると以下の通りです。
・美人が少ない
・都会以外だと人がいない
・デリヘルなどの業者がそこそこ多い
美人はTinderには少ないです。というのも女性がTinderを利用し始めるきっかけとして最も多いのは友人からの紹介ですが、そもそもリアルで十分相手がいそうな美人相手にマッチングアプリを勧める人はあまりいません。
そうなると美人は自力でアプリを探すことになるわけですが、その場合にはTinderよりも先にハッピーメールやワクワクメールといった老舗のアプリの方が先に見つかるため、そちらに流れてしまうのです。これらは18禁ですが、Tinderも実は18歳未満利用禁止のアプリなので同カテゴリーとなっているのです。
またTinderは都会中心、特に東京近辺で流行しているアプリであるため、地方に行くと一気にユーザー数が減ります。継続して使用できる地域は首都圏、近畿圏、名古屋市内、福岡市内程度です。このあたりも老舗のハッピーメールやワクワクメールあたりと比べると弱い点です。
業者に関しては、マッチングアプリにはかなりの確率でいるものですが、Tinderもその例に漏れずかなりの数が登録しています。プロフを見るだけですぐにわかる業者から、一般女性を装っていてすぐには分かりづらい業者までいろいろです。
関連ページ:Tinderで実際に出会った他サイトへ誘導する業者の手口
まとめ
口コミと私的な感想からTinderを判断すると、いろいろマッチングアプリがある中であえて今Tinderを使う理由は無いかなというのが正直なところです。
というのもハッピーメールやワクワクメールといった老舗サイトに対してTinderが優位な点はコストが安いことなのですが、そもそもTinderでコストをカットした利用をするとまともにマッチしないため、結局それらと同じかそれ以上にコストをかけることになります。それにもかかわらずスワイプに多くの時間を取られるため、それならば素直に他のアプリを利用した方が良いというのが結論です。
ただし東大や京大などの高学歴や、医者・弁護士・商社マンなどの高収入の職業の場合にはそれらを明記しとけばマッチング率もかなり上がるのでTinderを使うのはありです。
関連ページ:Tinderのやり方・使い方