ストリートナンパ師やネットナンパ師の間で使われているナンパ用語のスト値ですが、かなり漠然としている上に、使っている人によって基準が違うため非常にわかりにくいナンパ用語の1つです。
個人個人で基準が違うため具体的に表すことは難しいですが、このページでは概要と大まかなスト値の一覧をご紹介します。
スト値の概要
そもそもスト値というのは、ナンパ師同士の話の中で女性の容姿を表すためのいわばモノサシのようなものです。
1がブサイク、10が美人でスト値が高いことをスト高、低いことをスト低といいます。
例えば「昨日アポした子はすごく美人だった」と言ってもどのくらい美人なのかよくわかりませんが、「昨日アポした子はスト値8だった」と言えば、スト値を理解している者同士であればどれくらい美人なのかすぐわかります。
ただこのスト値に関しては「スト値の基準があいまいで個人個人でバラバラ」という大きな問題もあり、ナンパ師同士の話の中で使われるときもあいまいなことも多くなっています。
元々は女性の容姿を指すときにしか使わない用語でしたが、近年はナンパする側の男性の容姿に関してもスト値という用語を使うことがあります。
スト値の名前の由来として、「ストリートナンパ値」の略、「(好みの)ストライク値」の略、「ステータス値」の略の「ステ値」がなまった、などの説がありますがはっきりとはわかっていません。
スト値一覧
注意点ですが、以下の文章中では頻繁に「○○人に1人ぐらい」という表現を用いますが、この場合の「○○人」というのは、ナンパ師が主にターゲットにする年齢層に限ります。
大まかに18~40歳ぐらいの女性が対象です。女性全体ではありません。
以下が大まかな分布になります。
中学や高校の時のクラスの上位2、3人ぐらいをスト値6の基準にしたものです。スト値5以下はあまり議論もされないのでかなり適当ですが、だいたいこんな感じです。
- スト値1:1%
- スト値2:5%
- スト値3:15%
- スト値4:30%
- スト値5:30%
- スト値6:10%
- スト値7:5%
- スト値8:2%
- スト値9:0.5%
- スト値10:0.1%以下
それぞれの基準について詳しく見ていきましょう。
スト値1~5
スト値5が普通ぐらいの容姿で数字が下がって行く毎に容姿が悪くなります。
感覚的に言うと学生時代にクラスで下から1番の容姿がスト値2か3で、スト値1は学校全体で下から1番といったところですが、この基準自体あって無いようなものです。
というのもスト5はともかく、スト4以下はナンパ師同士の話に出ることはほぼないからです。
上の画像の山崎ケイさん(お笑い芸人)がスト値5ぐらいですね。妙に色気がありますが。
スト値6
30人クラスで女子が半分だと、その上位2,3人ぐらいに入るのがスト値6です。
ある程度の腕のあるナンパ師のターゲットになるのはここのラインからです。
学校や職場の様に人の入れ替わりが少ない場所だと比較的レアかもしれませんが、人が多い新宿や渋谷に出かければ10秒もあれば見つけられるレベルです。
スト値7
クラスで1番可愛い子がおよそこのレベルです。各々の女性の評価は好みに左右されるとしても、スト値7が付く女の子の場合は万人が可愛い・美人と言うでしょう。
上の画像は多部未華子さんですが、若い頃より美人になっていますね。
スト値8
学年で1番か2番目に可愛い子ぐらいのレベルです。美人・可愛い系で売っている芸能人の最低ランクがこのあたりです。
女性にそこまで耐性のない人だと目が合うだけでキョどります。
スト値9
200人に1人ぐらいのレア度を誇る美人です。見た目だけでお金が取れる人たちです。
筆者の感覚だとフリー素材の女王こと河村友歌さん(トップ画、上画)がこのクラスです。
普段から女性に接してる人でもちょっとビビります。が、全くいないレベルでもないので稀に遭遇します。
スト値10
実際会ったら美人過ぎて引くレベルの美人です。
基本的にスト値10は話の中で使うことはあまりありませんが、こんな美人には人生で2度とお目にかかれない、というぐらいの美人に遭遇した場合には、めちゃくちゃ美人であったことを伝えたいがために使うこともあります。
北川景子さん、石原さとみさん、上戸彩さん、佐々木希さん、橋本環奈さんぐらいのトップオブトップぐらいしかスト10の例として挙げられることが無いようですが、実際はもう少しだけ範囲は広いと思います。
まとめ
一覧としてまとめはしましたが、やはりスト値は曖昧過ぎるモノサシとなっています。
ただナンパ仲間の間で共通言語として機能すればいいわけなので、一緒に街に繰り出して「あの子スト何?」「6ぐらいかな」「俺は7だと思う」みたいな感じで仲間内で感覚をすり合わせておくことが大切だと思います。
男性のスト値について
近年では女性に対してだけでなく男性に対してもスト値を適用することが多くなっています。考え方自体は女性に対しての場合とほぼ一緒ですが、男性に限って言えば容姿にプラスしてトーク力もスト値として参入する場合が多いようです。
これはナンパにおいて男性は女性の選別を見た目だけで行っているのに対して、女性がナンパ師を評価・選別するときにトーク力も加味しているという点を踏まえているからです。
関連ページ:ナンパ用語一覧