iPhoneやAndroidなどのスマートフォンやタブレットで利用できるマッチングアプリのTinder(ティンダー)にはサクラや業者やマルチ・宗教の勧誘をする人がいるのかどうかです。
マッチングのアプリやサイトといえばサクラや業者というのが付き物で、それが嫌でそれらに対して手を出さないという人も多数います。
サクラなどに騙されるために時間を使ったりお金を払うのは確かに嫌なことですが、果たしてTinderにはそのような人たちはいるのでしょうか?
また人を集めることが目的であるアムウェイなどのマルチ商法や、宗教の勧誘の人たちがいるかどうかも一つの心配の種になりえます。
Tinderにはそういう人たちがいるのでしょうか?
サクラはいない
まずサクラの定義をしておきます。
サクラとは、サイトやアプリを展開する会社がユーザーにお金を使わせるために雇われている、一般ユーザーの振りをしてメッセージのやり取りを行う従業員やバイトのことです。
一般的なマッチングサイトでは、男性が女性にメールを送るためには1通当たり数十円~数百円のお金を払わないといけないため、サクラがうまく誘導してメッセージをさせ続ければ会社は儲かるというわけです。
さてそこでTinderでサクラがいるかどうかについてですが、自分で利用してきた上での意見としてはサクラと呼ばれる人はいませんでした。
また他のTinderに関することを書いているサイトなどを見てもサクラ被害にあったという人はほぼいませんでした。
そもそもTinderの仕組みがサクラとは相性が悪いため、サクラを雇う意味があまりありません。
サクラは会社がより儲かるために雇うものですが、Tinderの場合はメッセージは無料でできますので、サクラがどれだけ頑張って男性にメッセージを送らせても何の意味も無いのです。
マルチ商法はそこそこいる
Tinderをマルチ商法のビジネス会員や、宗教の信者が勧誘目的で使うというのはあります。
筆者はTinderで80人ほどに実際に会っていますが、マルチ商法の方は何人かいました。
実際に会って勧誘されたのは、業務停止ばっかりしてる某旅行系マルチ商法のリ〇ネットが2回と、某ビットコイン系マルチ商法のN〇が1回です。会うまでに行かなかったのは、某マイタケエキス系マルチ商法のM〇が1回と、王道を行くア〇ウェイ、ニュー〇キンが1回づつです。
宗教は今のところありません。
知らない方のためにマルチ商法の説明をしておきます。
昔問題となった犯罪手法のねずみ講に、実際の商品の流通を乗せることで合法化した商売がマルチ商法またはネットワークビジネス、MLMと呼ばれるものです。有名な会社ではアムウェイやニュースキン、フォーデイズなど。
マルチ商法ではビジネス会員のことをディストリビューター(以下DB)と呼び、DBがDBを勧誘することで規模を大きくしていくビジネスです。
DBは自分が勧誘したDB(子DB)や、子DBが勧誘してきた孫DBの売り上げの一部を自分の利益としてもらえるので、勧誘すればするほど自分の利益となるため、いろんな所で勧誘活動を行います。
マルチ商法自体は前述の通り合法であり、ビジネスとしては問題ありませんが、会員が誇張広告や強引な勧誘などの法律違反を平気で行うことが多いためそちらが問題となることがあります。
プロフィールに「同じ夢を持って一緒にビジネスできる人と出会いたい」とか「自由に好きなことをしながら働ける仕事をしています」などと抽象的な感じで「夢」とか「自由」とかのワードが入っていれば、かなりの確率でマルチの人です。
関連ページ:Tinderでマッチングした相手をブロック・解除または通報する方法
業者はたまにいる
業者とは、セクシーなお姉さんを有料で派遣するお店の人や、個人で自分を売り込むお仕事をしているお姉さんのような人のことです。
自分の経験上、何人かはマッチングしてメッセージをしたことはありましたので、あまり多くはありませんがそれなりにはいると思われます。100~200マッチに一人ぐらい。
このような人たちにとってTinderを使うメリットは、写真とプロフィールを載せておけば男性がどんどんメッセージをくれるため、普通の広告よりも直接客引きがやりやすいという点です。
しかも業者であることを隠してメッセージを何通かすると情が移りやすく、比較的簡単にお客さんになってもらいやすいというメリットもあります。
ただしTinderの登録にはFacebookアカウントを使ったり電話番号を用意したりといろいろと手間がかかる上に、システム上マッチングしないとメッセージのやり取りができないので、業者としては少し手が出しにくいというところでしょう。
以下は管理人が実際にTinderで遭遇した業者についての記事です。
関連ページ:Tinderで実際に出会った他サイトへ誘導する業者の手口
関連ページ:Tinderのやり方・使い方