iPhoneやAndroidなどのスマートフォンやタブレットだけでなくパソコンからも利用できるマッチングアプリのTinderの大学生限定サービス「Tinder U」とはいったいどんな機能なのかについてです。
2018年8月から米国で試験的に導入されたTinder Uは、学生にTinderを大学内でもっと楽しんでもらうための機能です。
2021年現在では米国だけでなく英国でも利用できるようですが、日本国内の大学には対応していません。
Tinder Uの概要
Tinder Uの「U」は大学を意味する英語のUniversityの頭文字です。
大学生を対象にしたTinderのサービスで、利用登録するためには「大学発行のメールアドレス(.eduで終わるもの)」か、または「大学の位置情報」と「メールアドレス」の2つが必要となっています。
Tinder Uに登録すると、通常のTinderとTinder Uを切り替えて使うことができるようになり、Tinder Uを使う場合には同じ大学や近隣の学生とだけつながることができるようになります。
2021年10月現在では利用できるのは「アメリカ合衆国内または英国」「iOSのスマホまたはタブレット」「4年生の大学に所属」を満たしている場合のみです。料金は今のところ無料です。
日本での利用開始日時はまだ決まっていません。
Tinder Uを使うメリット
Tinder Uを利用する場合のメリットとしては、やはり自分と同じ大学に通う人と繋がることができることです。
一般的に4年生の大学は生徒数が多い上に、授業もクラス単位ではなくみんなバラバラにそれぞれが受けたいものを受ける傾向があるため、サークルや部活などをやっていない限りは同じ大学で友人を作るのは難しかったりします。
これは友人だけでなく恋人作りについても同様で、こちらも部活やサークル活動でもしていない限りは、同じ大学内で恋人を作るの
はなかなか難しかったりします。
そこでTinder Uを利用すれば、普段話すことのない同じ大学の人と繋がることができ、そこから友人、恋人へと発展する可能性が出てきます。
特に同じ組織に所属しているという共通点は、関係を作る上で非常に有効で、休み時間やランチなどで接点を多く作りやすいメリットがあります。
Tinder側の狙い
これは単純に学生限定を掲げることで学生ユーザーを取り込みたいというのが狙いです。
というのも一般的に学生はお金がないため会社側が儲かりませんが、長期で見れば恋愛の経験を積み始める学生時代からTinderを使い始めたユーザーは、社会に出た後も恋人探しの際には継続して使ってくれる可能性が高いです。
さらに言えばTinder以外での出会い方を学ばないまま社会に出れば、出会うためにはTinder以外に選択肢が無くなる可能性まであります。
短期ではなく長期目線で有効な投資を行うあたりはさすが世界一の出会い系カンパニーという感じがします。
関連ページ:Tinderのやり方・使い方