男性がナンパやデートに着ていく服はユニクロで買えるもので十分だということについてです。
女の子と遊びに行くときに服装で悩むことはないですか?
どこのブランドがみんな好きなんだろう?30歳にもなって上から下までユニクロってヤバいかな?
そんな疑問を持っている人は多いです。
しかし結論から言えば、服選びで大事なのはブランドではなく、キレイめコーデと清潔感なのです。
詳しく見ていきましょう。
自分の好みは捨てるべし
まず服装自体の具体的な話をしていく前に、一つ前提として覚えておかなければならないことがあります。
それはあなたの服装を見るのはあなたではないということです。
恐らく服装に悩む多くの方は「自分が着たい服」を「自分で選んで」買っているのではないでしょうか?
この買い方では全て自分の好みで選んだ、自分がかっこいいと思う服ばかりになってしまいます。
しかし本来のあなたの目的は、女性にかっこいいと思ってもらい、さらに好感を持ってもらうことです。
ということは、「女性が見て好感を持つ服」を買わなければならないのです。
なので服を選ぶ際はあなたの好みはとりあえず横に置いておく必要があります。
これを忘れないようにしましょう。
男性が着るべき服装
概要
ここから具体的な話に入ります。
女性が好感を持つ男性の服装アンケートを見ると、必ず上位に入っているのが「キレイめのコーデ」と「清潔感のある服装」です。
つまり男性は「キレイめ」「清潔感」の二つを意識したコーディネートをすれば良いわけです。
が、しかし「キレイめ」も「清潔感」もオシャレに興味がなければ具体的な意味が分からない単語です。
これが多くの男性が服装で悩む原因なのです。
ではそれらの意味は何なのでしょうか?それさえわかれば服装で悩むことは無くなるはずです。
キレイめコーデ = ドレス:カジュアル比が 7 : 3
まず「キレイめ」の意味から解説します。
キレイめとは、簡単に言えばドレス:カジュアルの比が7 : 3になっている服装です。
ドレス?カジュアル?ここでも良く分からない単語が出てきました。
以下の図をご覧ください。
これはファッションバイヤーであるMB氏が監修しているマンガの一コマです。
ドレスとカジュアルを決める要素は「デザイン」「シルエット」「カラー」の3種類 + αです。
その3つ全てがドレスであればドレスアイテム、カジュアルであればカジュアルのアイテムとなります。
ドレスと言うのは簡単に言えば「フォーマルさ」「かしこまっている感」などと言い換えることができます。
その典型例がスーツであり、上から下までフォーマルで固めたスーツ上下 + 革靴と言うのがドレス10割と言うことになります。
ドレス10割の場合はフォーマルすぎてデートには向きません。
こんな格好で来たら「ん?仕事帰り?」と思われます。ドレス10割がオッケーなのは平日のコリドー街や恵比寿横丁でナンパするときぐらいです。
一方でカジュアルは「ゆるさ」「普段着」の象徴で、10割カジュアルはB系ファッションや一般的な子供の服などが当たります。
大人の男性がデートにカジュアル10割の格好でやってきたら普通は「ダサっ(笑)」となります。
この服装がデートで許されるのは中高生ぐらいまでです。
この二つのバランスをとることでデート時に「オシャレな私服感」を出すことができ、その割合がおよそドレス:カジュアル = 7:3なのです。
そしてそれを世の中ではキレイめと呼ぶのです。
キレイめのバランスのとり方
ここまででキレイめはドレス7:カジュアル3ということを見てきました。
それではそのバランスはどのように取ればよいのでしょうか?
その方法は2通りあります。
1.パーツ別でバランスを取る
服を「上半身」「下半身」「靴 + 小物」の3つに分割します。
そしてその内の2つをドレス、1つをカジュアルにするのです。
例えば上の写真はドレスアイテムのジャケット&パンツに、カジュアルアイテムのスニーカーやスポーツウォッチを合わせています。
こうすることでドレス7、カジュアル3を実現でき、キレイめを演出することができます。
2.それぞれのパーツ内でバランスをとる
1の場合と異なり、1つのアイテム内でバランスを取ってしまいます。
例えば上の画像のパンツは「黒スキニージーンズ」と呼ばれるアイテムです。
ドレスとカジュアルを決める要素は「デザイン」「シルエット」「カラー」の3要素だと言いました。
それではこの黒スキニージーンズについて見てみましょう。
- デザイン:ジーンズなのでカジュアル
- シルエット:細身なのでドレス
- カラー:黒なのでドレス
なのでこの黒スキニージーンズはドレス:カジュアルが7:3となっています。
このように一つのアイテム内でキレイめバランスを取っているものを「ハイブリッド」と呼ぶのですが、ハイブリッドはアパレルの人が良く使う「着回しがきく」アイテムのことです。
どんな服にでも合わせやすいので黒スキニージーンズのようなハイブリッドアイテムを持っておくと非常に便利です。
これらのことを提唱したのが前出していますがファッションバイヤーのMB氏です。
詳しくは彼の書籍を読めばすべて書いてあります。
きちんとこの辺りのことを理解したいのであれば、彼の本を1冊買って読んでみましょう。
活字が苦手であればMB氏監修の漫画「服を着るならこんなふうに」がオススメです。
服を着るならこんなふうに(1) (カドカワデジタルコミックス)
MB氏の書籍や漫画は具体的な製品名まで挙げてくれるので、購入する際の手助けになります。
清潔感 = 女性がアレを舐めてもいいと思える雰囲気
いきなりナンパサイト特有の下品な表現が出てきましたが、分かりやすいのでここでは使います。
清潔感とは端的に言えば「女性があなたのチンコを舐めてもいいと思える雰囲気のこと」です。
では具体的にはどういうことなのでしょうか?
例を挙げていきます。
- 髪型・眉毛がきちんと整えられている
- フケは出ていない
- 脂ぎっていない
- 肌が荒れていない
- 髭は整えられている、または無い
- 歯が白いくてキレイ
- 歯並びが良い
- 健康的な肌の色
- 息が臭くない
- 体臭もしない、または良い匂い
- 爪は短く切られている
- 爪垢は挟まっていない
などです。
清潔感は見た目だけでなく匂いも重要な要素となってきます。
では清潔感のある服装とはどんな服装のことでしょうか?
その条件は以下の通りです。
- 汚れていない
- ほつれていない
- しわがない
- 無臭またはいい匂いがする
- フケやほこりが付いていない
- 革靴は磨かれていてキレイ
- スニーカーは靴ひもを含めてキレイ
毎日の洗濯、アイロンがけ、靴磨きは重要です。
また白いスニーカーはすぐに汚れてしまいますので、こまめな手入れが大事です。特に靴紐の色は目立ちますので、1、2ヵ月に1回は買い変えましょう。
清潔感は服装に限らず保つのが非常に手間がかかるのですが、完璧にできている人が少ないからこそ差がつく点です。
ブランド物とユニクロの違い
ユニクロって実はすごい!
ここまででキレイめで清潔感がある服であればよいという話をしてきました。
つまりその条件を満たしていればブランド物でなくともユニクロですべて揃えても良いということになります。
本当にそうなのでしょうか?
結論から言えば、靴以外はユニクロだけで問題ありません。靴だけは靴屋さんで買うのがオススメです。
昨今のユニクロは、デザイン面ではクリストフ・ルメール(世界的な超有名デザイナー)などとのコラボを展開したり、素材面ではスーピマコットンや綿×エアリズムといった最上級の素材を使ったりなどで、一流メーカー並みの品質のものを庶民価格で手に入れることができるという良い意味でヤバい企業なのです。
中でもオススメはルメールコラボのユニクロUというシリーズです。
クリストフ・ルメールのデザインしたTシャツはユニクロUであれば1500円程度ですが、彼自身のブランドでは20000円以上します。
参考画像:ルメールのTシャツ
2万円のTシャツが1500円で売られているってすごくないですか?私はものすごいことだと思います。
なのでユニクロだけで揃えても大丈夫なのです。
しかしユニクロには特有の弱点があるのと、1流ブランドには彼ら独自の強みがあるのでブランド物自体が無意味というわけではありません。
ユニクロの弱点とブランド物の強み
ユニクロの弱点は明確です。
それは「人とかぶる」「デザインやカラーが少し無難」の2点です。
知っての通りユニクロは日本で一番購入されているアパレルなので、人気の服に関してはめちゃくちゃ被ります。
そして誰にでも着れる服を提供しているため、逆に尖ったデザインのものがなく、それはC・ルメールやJ・W・アンダーソンといったデザイナーの商品であっても同じです。
一流ブランドはそれらの点でユニクロよりも優れています。
また一流ブランドの方がユニクロよりも大幅な高値で売る分だけ原価も上げれますので、キレイめかつ清潔感を出しやすい素材を使用しています。
そのためユニクロよりも圧倒的に簡単にキレイめ&清潔感のある服装を演出しやすい点もブランド物の強みです。
それらの点を考慮しながら、お金がないのであればユニクロ(+GU)で服を揃え、お金に余裕があるのであればブランド物も購入してみましょう。
ユニクロの姉妹ブランド
ユニクロには姉妹ブランドとしてGU(ジーユー)とPLST(プラステ)があります。
GUはユニクロの廉価ブランドと思われがちですが、最新のトレンドを取り入れていたりして、デザインに関してはユニクロよりも今時だったりします。
PLSTはユニクロの上位ブランドのような位置づけで、ユニクロの価格設定で売ることのできない商品が売られています。
例えば原価を上げてユニクロで良いTシャツを3000円で売ったとしても、ユニクロの1000~1500円のTシャツに慣れているお客さんは買ってくれません。
なのでユニクロより上の品質の3000円のTシャツを売っているのがPLSTと言うことです。
ユニクロの服に飽きてきたり、被るのが心配と言う方はこれらのブランドも取り入れてみるといいかもしれません。
オススメの書籍まとめ
服を着るならこんなふうに(1) (カドカワデジタルコミックス)
とりあえず一冊MB氏の本を買って読んで理解を深めれば服選びも簡単になります。
ちなみに具体的な製品名やコーディネート例は書籍内で紹介されています。リアルタイムでそういう情報が欲しければ彼のメルマガに登録するのもオススメです。
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