2ちゃんねるのスレッド「彼女できない奴のために科学的アプローチを用いて彼女作る方法解説してやるwwwwwwwwwwwwwwwwww」を整理した記事になります。
このスレを初めて見たこのサイトの管理人は非常に衝撃を受け感動しました。
その衝撃と感動をいろんな人に見てもらえるようにスレ形式から記事形式へと整理しました。
内容について口語から変更していますし、加筆修正削除などの変更点がかなりありますので、興味を持たれた方は元のスレを見てみることをお勧めします。
1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/04/07(木) 18:56:37.739 ID:dy114S5h0.net
「彼女ができない」ってボヤく奴は多いが、じゃあ一体どんだけ努力したの?そもそも生物の恋愛行動についてどれだけ知ってる?
21世紀に生きてるんだから科学を使え
科学について導き出された最適なアプローチをもってして女に接していけば誰でも彼女できるわけ
参考ページ:暇人速報「彼女できない奴のために科学的アプローチを用いて彼女作る方法解説してやるwwwwwwwwwwwwwwwwww」
元スレ:彼女できない奴のために科学的アプローチを用いて彼女作る方法解説してやるwwwwwwwwwwwwwwwwww
1.恋愛は「感情」ではなく「本能」
恋愛は「感情」と一般的には思われていますが、分類でいうならばノドの渇きや空腹のような「本能」です。
この点はこのページの話全体に関わってくる前提となる部分です。
恋愛が本能であるということは、現代人の根底をなす身体や精神の大部分は脳の仕組みが完成された4万5千年前の石器時代に、恋愛もほぼ完成されていると言えます。
中でも「何となく」や「フィーリング」と言われる一瞬の判断をつかさどる部分は、「石器脳」と言える部分が行っています。
恋愛において「優しいね」と言われるのに彼女ができない、というようなパターンはこの「石器脳」の部分の多くが現代社会の事象と整合していないために起こる悲劇の代表的な例といえます。
2.恋愛は本能である脳科学的な証左
脳科学においても恋愛は本能であると位置付けられています。
例えばある人が好きな人の写真を見せられた時に主に反応する脳の部分は、言語や感情をつかさどる部分ではなく、爬虫類脳と呼ばれる本能をつかさどる部分となっています。
ですので「人に優しくすれば優しくされる、好きになれば好きになられる」という心理学的に言う「行為の返報性」というものは愛着という「感情」レベルの行為であるため、恋愛にはほとんど作用しません。
「優しいね」と言われるけれど彼女ができない人というのはこの「行為の返報性」を恋愛に適用し、「好きになれば好きになってくれる」と信じて失敗している例と言えます。
行為の返報性は恋愛に全く使えないわけではありませんが、あくまで「愛着が沸く」レベルであり、それ以上の恋愛関係になるためには「本能」を刺激する必要があるというわけです。
参考ページ:2015年2月6日東洋経済ONLINE 「恋愛対象」を選り分ける脳の冷徹なカラクリ
参考ページ:Helen Fisher(英語版wiki)
「運命の人」は脳内ホルモンで決まる! | Amazon.co.jp
3.現代恋愛の根幹:石器時代の恋愛について
恋愛が本能であるからには、その大部分が形成された石器時代についての理解を深める必要があります。
まず石器時代を生きる人間たちは現代と比べると著しく死と隣り合わせの状況で生きていました。
例えば大型肉食獣に出会えってしまえば食べられてしまいますし、病気になれば致死率も今とは比べ物にならないほど高かったはずです。そして常に食糧不足に悩まされ飢餓で絶命することも珍しくはありませんでした。
その上、人間同士であっても他部族であれば殺し合いが常でした。
このように石器時代は暴力が支配し、命がとにかく現代よりも軽い時代だったわけです。
そしてそのような時代ゆえに、身体的に腕力で劣る女性は現代に比べものすごく低い立場でした。
女性が1人で行動すれば、野生動物に殺される危険や、ストーカー男に強姦・殺害される危険があり、常に誰かに守ってもらう必要があったのです。
つまりこの時代の女性の生存戦略上の最も重要な課題は「自身を守ってくれる男性と固い絆を結ぶこと」であったと言えます。
男は野生動物や他部族の男と闘い女性を守る、その条件と引き換えに女性を食事・洗濯などの家事に使役し、当然セックスもできるという互助契約を結んだのです。
女性が家事やセックスを拒否するという事は、男性からの庇護を受けられなくなるためほぼ死を意味していました。
このような状況下で女性の本能部分は、この時代にうまく適応しながら作られていったのでした。
まとめると「女性の恋愛の第一目的はボディーガードを得ること」「石器時代の社会規範は超・男尊女卑」です。
4.恋愛目的の変化と立場の逆転
石器時代から現代社会に時代が移ると、女性が命の危険を感じることはもはやほぼないと言っても過言ではないほど少なくなりました。
野生動物は生活圏にはいません、法律と警察によって自分用のボディーガードがいなくても守ってもらえます。
このことで現代は石器時代と違い、男性の庇護下に入る必要性が無くなりました。
そして女性の恋愛の主な目的も「ボディガードの獲得」から「セックス」へと変化したのです。
そして男性は女性を守ることでセックスできていたのが、その役割がなくなったために女性にセックスをおねだりするような弱い立場になってしまいました。
このように女性と男性の立場が逆転した結果、女性はこう言うようになりました。
「優しくて、誠実で、低姿勢な男が好き」と。
現代の男性たちは、女性の要望に応えるべく絵に描いたかのような「優しくて誠実で低姿勢」な対応を見せます。
しかしここが多くの男性たちが勘違いしている部分なのです。
5.女性が望む「優しさ・誠実さ・低姿勢」
女性が「優しくて、誠実で、低姿勢な男性が好き」というのは、確かに彼女たちの本心ではあるものの全てを言い表しているわけではありません。
女性たちが望むのは王子様のような「格上」からの優しくて誠実で低姿勢な対応なのであり、セックスがしたいがために哀願してくるような「格下」からのアプローチではないのです。
現代のモテない男性の多くはこの点を勘違いし、とにかく優しく親切に接しておけばきっと女性は分かってくれる、セックスもさせてくれるし、自分のことも必ず愛してくれる、誠実さはきっと報われるはずだと信じています。
そしてその結果、後者のような哀願するようなアプローチとなってしまい、女性には相手にされないのです。
同じ優しくされるのでも、男性のアプローチ方法によって女性のとらえ方は180度違います。
格上からの優しいアプローチは、本能的に強者に守られるという安心感を生み、女性は心地よく感じます。
一方で格下からの優しいアプローチは、本能的に「弱い女性に媚びへつらう軟弱なヘタレ」と感じられ、女性からしてみれば嫌悪の対象とさえなります。
ちなみにここで言う「格上」というのは、上から目線で偉そうにする、という意味ではありません。
先輩と後輩のような関係のことを、格上と格下とここでは言っています。自分が先輩、女性が後輩のような立場になるのが理想です。
6.誠実な男は好かれる?
女性は「誠実な男性が好き」と言いますが、果たして本当なのでしょうか?
人間の女性が求める男性の遺伝子は2つのタイプに分けられます。
そのうちの一つが「一途タイプ」です。(もう一方は後述)
自分と一緒に子供を守り育てるタイプである一途で誠実な男性を本能的に選ぶ傾向があります。
しかしモテない男性が考える「誠実」とここで言う「一途」は少し異なっています。
石器時代、他部族との戦争においての最大の戦利品は「女性」そのものでした。
つまり女性を目的に戦争を仕掛けてくる部族がいたのです。
この時にもし「女をよこせ!」と攻め込んできた敵に対して、即白旗を振り女性を差し出すような臆病な男性が女性に慕われるでしょうか?
そのような男性が多い部族は勝手に内部崩壊し、他部族に滅ぼされて淘汰されてしまうはずです。
この「淘汰」によって女性の遺伝子にはこの手の「意気地なし」がいかにヤバいかが刻み込まれており、本能的に忌避するようになっているのです。
さてこれを現代の恋愛で考えてみましょう。
現代の日本には優しくて誠実な「弱い男」が溢れかえっています。
本来であれば女性より強く上位の立場であったはずの成人男性が、セックスしたさに女性に媚びへつらっているのです。
こうなってしまうのは人畜無害なお兄ちゃんや弟のようなキャラで友達として接し、自分が女性に対して潔癖で、性格は温厚で争いを好まない男である、とアピールすれば女性が「落ちる」と洗脳されてきたからです。
そしてそんな「優しい男」が急に「好きだ!」と告白する、それが愛であると勘違いして。
でも女性は
「こいつめちゃくちゃキモいな」
と思う。
というのもそのような男性は女性の本能が拒否するのです。
この時の女性の石器人の直感は次のように感じています。
・自分ごときの小娘相手に迎合し下手に出ざるを得ないという事は、この男はどこかに欠陥があるのではないか
・本来男性は自信満々に女性を守る対象として扱うはずだからこの人はおかしい
・闘争心のかけらもないこのオドオドした男は、動物相手でさえも命乞いをする意気地なしかもしれない
そして本能的に「こいつと関わってはヤバイ」「拒否しろ」そして「気持ち悪い」という結論を出すのです。
7.遺伝子の生存戦略
本質的な話として、生物は遺伝子の乗り物であり、生物の行動は遺伝子の生存戦略として遺伝子に操られています。
当然ヒトの恋愛も遺伝子の生存戦略であり、もっとも効率的に遺伝子が生き延びる方法を考えその通りにヒトを操ります。
このことから男性と女性で性欲(恋愛のエネルギー)の質が異なります。
男性は分散・ばら撒き型で、たくさんのメスに種付けすることを生存戦略とします。
一方で女性は一点集中型です。妊娠・出産・育児に多大な時間とリスクを要するため、有能なオスを一匹見つけてそのオスの子供を作ることを生存戦略とするのです。
つまり女性からしてみれば、無能なオスとセックスするのは多大なリスクがある行為なのです。
無能の子供を妊娠すれば、繁殖の機会を失うだけでなく、妊娠・出産・育児の全てが無駄になるリスクまであるからです。
このため女性は本能的にキモいと感じる「無能」な男性とセックスすることを極端に嫌がるのです。
参考ページ:リチャード・ドーキンス(wiki)
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8.ここまでのまとめ:恋愛とは本能
・恋愛は感情的なものではなく本能的なもの
・女性は格上からのアプローチを好み、格下からのアプローチは嫌悪する
・女性は無能とのセックスを最も大きなリスクと感じるので、本能はそれらを全力で拒否する
・モテない男性は優しさ、誠実さ、低姿勢を勘違いしている
そして恋愛は本能的プログラムですので、成功のカギを握るのは理論であり科学でありテクノロジーです。
とはいうものの世間一般では「理屈っぽい男性はモテない」と言われますが、これは男女の脳構造の違いによるもので、女性は解決よりも共感を、理論よりも感情を嗜好するため確かに理屈っぽい男はモテません。
しかし21世紀の男性がやるべき合理的アプローチは、それを「理論」として理解した上で理論的に見えないように情緒的にふるまうべきなのであり、それがテクノロジーなのです。
恋愛はマジックのようなものです。
理論やテクノロジーといった「種」は見えないように隠しておき、女性には魔法を見せてあげなければなりません。
恋愛をこれまでとは違った角度からとらえる必要があります。
ヒトを動物の一種ととらえ、恋愛は単なる生殖であるとみなすことで、それはゲームとなります。
ゲームであるならば統計学を使って確率的な妥当解を割り出すことができるのです。
芥川龍之介も「恋愛とは性欲の詩的表現に過ぎない」と書いています。
愛を文化的な側面ではなく、生物学的なものとみなし、その根幹を支配するロジックをつかみに行きましょう。
続いては「恋愛とは本能的プログラミング」という事を前提にした実践的戦略構築の話に移っていきます。
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9.非モテコミットとモテ曲線
モテない男性の典型的な行動パターンとして「非モテコミット」と言われるものがあります。
これは1人の女の子にしつこく執着し、振り向いてもらおうとあの手この手で必死に自分をアピールすることです。
注:非モテコミットは別名「オンリーワン中毒」と呼ばれています。
関連ページ:オンリーワン中毒!一途なのにモテない男の典型例
女性は可愛ければ可愛いほど非モテコミットしてくる男性に魅力を感じなくなる傾向があります。
女性は有能な遺伝子を求めているため、できる限り有能な男性とセックスしたいと思っています。
つまり有能な男性はたくさんの女性から人気があるという事になり、逆にたくさんの女性から人気のある男性はそれだけで遺伝子が有能である証拠だと女性は本能的に感じるようになっています。そしてそのような男性に女性は惹かれていきます。
非モテコミットはこれとは真逆のことをしており、誰にも相手にされない=遺伝子のクオリティが低い=こいつとセックスしたらヤバい、と女性が本能的に感じてしまうのです。
これらのことから、女性はモテる男にさらに群がるという傾向があるため、男女のモテ曲線は以下のようになります。
男女の性欲の違いとして、男性は拡散型、女性は一点集中型ですので、男女で同順位付近ではほとんどの場合は女性の方が男性よりもモテます。
しかし男女のモテ曲線がクロスした先では、女性が群がるゾーンに入るため男性側は一気に恋愛の世界が変わってしまいます。
男性はあらゆる女性に興味がありますが、女性は「順位の高い」男にしか興味はありません。
つまりモテるためには男性は順位が低そうな振る舞いをしてはならないのです。
非モテコミットは順位の低い男がする典型的行動パターンです。女性の誰にも相手にされないから一人に執着してしまう。そうすると女性は「絶対にセックスしてはいけない」と感じるわけです。
順位の高い男性とは、モテる男性のことです。具体例はあなたの所属するコミュニティで一番モテる男が、そのコミュニティで最も恋愛的に順位の高い男といえます。
「モテる男になればモテる」というのが恋愛の本質です。
モテる男のところに女性が集まりさらにモテるようになっていく、資本主義における金に金が集まるシステムと同様だと考えればわかりやすいでしょう。
女性が求める遺伝子タイプは2種類で片方は「一途タイプ」、と前述しましたがもう一方がこの「モテる」遺伝子なのです。
10.モテない男性が彼女を作る方法
順位が低いモテない男性が彼女を作る方法は大きく分けると2通りあります。
1.順位の低い女性を狙う
女性の出産・育児は時間とリスクを伴う事だというのは前述いたしました。そしてそのことで自分を裏切らずに、自分と子供を守ってくれる男の遺伝子を求める部分が発達しました。女性の「一途が好き」というのはこれに起因するものです。
順位の低い女性、つまりモテない女性はヤリ捨てされるリスクが高いため、有能な「モテる」遺伝子を求める本能よりもこの「一途」に対する渇望が強くあります。
そのような女性に対して「君だけに尽くすよ!」と一途さをアピールし、それが成功すると付き合うことができます。
ただし順位の高い可愛い子にはヤリ捨ての恐怖はありませんので、モテる遺伝子を求める本能の方が強く出ます。そのため一途は使えません。(一途な行動は、モテないオス=無能なオスと見なされる)
可愛い子にとっては一途遺伝子はあくまでモテる遺伝子の補完的なものでしかなく、彼女たちが求めるのは「たくさんの女性から人気があるけど君を選ぶよ」というモテ遺伝子的な態度です。
2.モテる男になる
前項で女性はモテる男が好きだという話をしました。
結局のところモテる男に女性が群がりさらにモテるというのが恋愛の本質なのです。モテない男性がモテるためにはそのサイクルに無理矢理にでも入る必要があります。
ただ実際にモテている必要はありません、女性が本能的にモテる男だと感じてくれればいいのです。
そのための手段としては、モテる男性の真似をし、モテる男性のフリをするのです。
モテる男の共通点としては、自信と落ち着きが挙げられます。
イケメンがモテるのは顔がイケメンである以上に、子供のころからチヤホヤされた結果として得られた大きな自信が影響していると考えられます。
女性は本能的に男性の動作・振る舞いからモテるかどうかを判断します。自信を持ち、落ち着いて堂々と振舞いましょう。
モテる男の振る舞いや声のトーン、雰囲気は努力をすることで人工的に作り出すことができます。
動作や振る舞いの参考にするのであればショーン・Kがオススメです。
高卒の学歴でレンタルオフィスで仕事をしていたにもかかわらず、圧倒的な自信と落ち着いた振る舞いでテレビにまで進出し世間にハーバード大学卒の年商30億の男だと信じさせていた人です。
関連ページ:THE GAMEの著者ニール・ストラウスとは
「自分力」を鍛える ショーン・K | Amazon.co.jp
11.恋愛のポートフォリオ
ここまでで「1人に執着するのはモテない」「モテる男はさらにモテる」という話をしました。
チャラいと言われ女をとっかえひっかえするような男は本能的にモテます。
逆に「君しかいないんだ」と一途なことを必死にアピールすることはモテません。
本命の子がいるとしてもその子に執着することは、結果としてその子に嫌われることになるのです。
1人に執着するモテない男は、本能的に気持ち悪いと思われるからです。
男性の恋愛は分散投資です。一人に執着するのではなくたくさんの子にアプローチしましょう。
分散投資をすることで、滑り止めを用意することができ、心に担保がもたらされます。
そうすると本命に堂々とアプローチできるようになり、結果的には一途になるよりも成功する確率が高くなります。
「この子がダメでもあの子がいる」という余裕が自信と落ち着きを保つ秘訣です。
恋愛のポートフォリオを組むためには多くのコミュニティに参加しましょう。
同じコミュニティ内で同時に複数の女性にアプローチするのはダメなパターンです。
出会いの場は現代では多く用意されています。
合コン、街コン、婚活パーティ、バーでのナンパなどに加えて、SNSやマッチングサイトなどのインターネットを通じた出会いもあります。
恋愛はもはや学校や職場のような閉じたコミュニティのものだけではありません。
動物社会においての最も自然な出会いはナンパです。
しかし動物社会だけでなく現代の人間社会においても、女性が求める「運命の出会い」というのは突き詰めるとナンパなのです。
道端で手当たり次第に声をかけるのだけがナンパだと勘違いされていますが、例えばカフェで隣の席になって話しかけられればそれは運命の出会いとなるのです。
ローマの休日だってタイタニックだって出会いはナンパなのです。広義で言えばすべての出会いはナンパの一種であると言っても過言ではありません。
恋愛の分散投資、ポートフォリオはいくらでも組むことができるのです。
ちなみに恋愛とは言え分散「投資」ですので、ストップロス(損切)という考えも必要です。
何度ご飯に行っても進展がなさそうな相手であればご飯をおごり続けるのは止めましょう。その女性に費やした時間とお金はサンクコスト(埋没費用)です。早めに投げ捨てて次へ移りましょう。
投資も恋愛もきちんと損切りできない人から負けていくのです。
ローマの休日(字幕版)| Amazon.co.jp12.日本の恋愛市場の変化
かつてはお見合い結婚が主流を得ていた結果、恋愛市場は福祉的に1対1でモテない男性にも彼女が分配されていました。
しかし現代日本の恋愛市場は自由恋愛が中心となった結果、きわめて市場主義的な動きをします。つまり福祉的な分配はほぼなく、モテない男性には彼女ができないという社会になっています。
それぞれの時代の恋愛市場を図で見ていきましょう。
1970年代頃まではお見合いによってモテない男性にも彼女が分配されていた。
しかし1980年代以降は自由恋愛主義が広まった結果、日本の恋愛市場は資本主義的、本能的にモテる男性に女性が群がり始めます。
そして2000年代以降の現代日本においては、インターネットが普及したことにより簡単に手に入るようになったアダルト動画が恋愛市場に影響を及ぼしています。
人間の脳はバーチャル映像と実体験を区別できないため、それらでの自慰でも満足できます。さらにAV女優のクオリティが格段に上がり、現実の可愛い女性を凌駕してしまったために、ますますデジタルにのめりこむようになります。
そして男性は女性にアプローチしなくなりました。
現代男性は草食化したと言われていますが、実際のところは男性の性欲の総量は今も昔も変わっていません。
しかし手軽に手に入るアダルト動画に性欲を奪われた分だけ、めんどくさい現実の女性で性欲を満たすことをしなくなったのです。
性欲が減少したのではなくて、性欲の捌け口がリアルからバーチャルへシフトしたという事です。
そんな社会変化によって、現代日本は一部のモテる男に可愛い女の子が集中しています。
ちなみに女性においても、彼女にするメリットがアダルト動画と自慰の組み合わせ以下と判断される順位の低い女性が余るようになっているのです。
図からわかる通り日本女性の4割はアダルト動画以下と判断されています。平均以下の順位の女性にとってのライバルは、現実の女性ではなくアダルト動画であると言えます。
「ぼくは愛を証明しようと思う。」の著者の藤沢数希氏はインターネットを「現代社会にバラまかれたアヘンである」と言っています。
ぼくは愛を証明しようと思う。 (幻冬舎文庫) | Amazon.co.jp13.ここまでのまとめ:順位の高い男がモテる
・女性は本能的に有能な遺伝子を持つ男性を好む
・他の女性からモテている(順位が高い)男性は有能であると本能的に感じる
・モテる男性はさらにモテる
・一途なだけの男性はモテないとみなされ女性に嫌悪される
・女性が感じる「モテる」は自信や落ち着きなどの雰囲気や仕草によるものも大きい
・モテる近道は、モテる男性のフリをすること(ショーンKなど)
・多くの女性にアプローチすることで余裕が生まれモテるようになる
・ナンパや出会い系を駆使して恋愛のポートフォリオを組み立てよう
9~12では男性の順位とモテの関連性について見てきました。
モテたければ順位の高い男性になるのが最も近道であり、順位の高い男性になるためにはモテるような雰囲気・仕草を習得することです。
女性に「順位が高い男性だ」と感じてもらうことが大切なのであり、実際にその時点でモテているかどうかは関係ないのです。
これらを参考にしてモテるためにやる具体的な行動としては
・ショーンKの動画を見ながら彼について研究する、声や仕草の真似をしてみる
・街コンや婚活パーティ、バーなどで女性に話しかける練習をする
・マッチングサイトや出会い系アプリで女性を獲得するチャンネルを確保しておく
などです。
14.モテないパターン2「フレンドシップ戦略」
モテない行動の1が非モテコミットでした。あなたに一途である、とすがりつくことで誠実さをアピールするのが目的の非モテコミットですが、見てきた通りそんなことをすると目的とは180度逆方向に全力で走るようなものです。
そしてもう一つのモテない行動が、フレンドシップ戦略と呼ばれるものです。
概要としては、最初は友達としてアプローチして、親友になって、そして最後に彼氏に鞍替えすることを狙う、という戦略のことです。
ここまでを読まれていればわかるように、モテる男性は順位の高い男性であるので、フレンドシップ戦略などというモテ順位の外から攻めるような方法は論外極まりありません。
女性の中には「男性フォルダ」と「友達フォルダ」が存在し、すべての男性をこのどちらかのフォルダに振り分けます。
ここまで見てきた順位についての話は男性フォルダ内にいる男性の話であり、友達フォルダに振り分けられた男性はそもそも恋愛のテーブルにさえ載っていないのです。
そんな友達フォルダの男性が告白してきた日には「マジ気持ち悪い」となるわけです。
出会った最初期に友達として接近するのは作戦としては有効です。しかしその女性を彼女にしたいのであれば、できるだけ早く男性フォルダに入れ替えさせる必要があります。
友達として親密度を上げて告白する作戦は、最も非効率的で遠回りなアプローチです。彼女にしたいのならば本能を刺激して、自分を男として認識してもらう必要があるのです。
15.口説きの段階
女性を口説き落とすまでには、Aフェーズ、Cフェーズ、Sフェーズの3段階のフェーズを順にこなします。
この理論をACS理論、ACSモデルなどと言い、そのフェーズごとに男性がやるべき行動は異なります。
Aフェーズ:女性と出会って気を引く段階
Cフェーズ:信頼の形成段階
Sフェーズ:口説き落とす段階
Aフェーズ:Attraction
まずはAフェーズについてです。
女性と出会い、そして気を引き付けて自分に興味を持たせる段階です。
このフェーズではとにかく女性を楽しませることを目的とします。イケメンであれば何もしなくても相手は楽しんでくれますが、そうでないのならコミュ力を磨き、喋って楽しませましょう。興味を引く、くらいの感じです。
Aフェーズだけでなく全体を通して重要なのが「格上からのアプローチ」を意識することです。
口説き落とすすべてのステップで、堂々と自信を持ち、守ってあげようという感じでアプローチしましょう。
モテない男の言う「優しさ」というヘコヘコと下手に出るような感じを出すとその瞬間にすべてが終わります。
もしどうしても自信を持てないのであれば、顔を選ばずそこらへんで適当に女を落としてセックスを積み重ねましょう。どんな相手でも成功体験の積み重ねが自信へとつながります。
実はこのAフェーズで可愛い子相手に格上に立つというのは非常に難しいです。
というのも、可愛い子は自分が可愛いことを自覚しており、その人生で築き上げた尊大な自己評価があるため、それを乗り越えて格上として見られるのは普通にやっていては難しいのです。
そこでこのような場合には、その尊大な自己評価を引き下げることを行います。それがディスりと呼ばれる行動です。
相手をディスることで、相手の自己評価を下げるのです。
この時に注意しないといけないのが「嫌悪感を抱かせないこと」です。あくまで遊びの範疇でディスります。
具体例としては、可愛い子とご飯に行くときにあえて王将に連れていくという方法があります。
王将というフィールドに連れていくだけで相手に対して全く媚びないどころか、相手の格下げを行うことができます。
そんなところにデートで連れてこられたら女の子は馬鹿にされていると思うでしょう。同時に「こいつは何者だ?」とも思います。相手の自己評価を下げながら狙い通り興味を引くことができるのです。
逆に可愛い子をおしゃれなレストランなんかに連れていくと、女の子の自己評価が高まるばかりで落とすことは余計に難しくなります。
取引は相手と自分が釣り合う、または得をすると思わなければ成り立ちません。
普通の男がすごく可愛い子を落とそうとする場合には、自分をすごい男であると思わせると同時に、女の子の尊大な自己評価を引き下げなければならないのです。
注:ディスりは、ナンパのバイブル「THE GAME」においては「ネグ」と呼ばれる手法です。
ディスりやイジりの感覚としては、猫と猫じゃらしのようなイメージです。
猫に対して、猫じゃらしを目の前で振ります。猫は猫じゃらしを取ろうとしますが、そうさせないように自分はうまく動かします。
猫じゃらしを取らせない意地悪ですが、猫はこの意地悪を喜び、不快感はありません。
ディスりやイジりも同様です。
そしてこの遊びの主従関係は強力な心理作用があり、遊びでやっているうちに本当に人間関係に上下が付いてしまうのです。
有名な実験としてスタンフォード監獄実験、またその実験を基にした映画「es」があります。
参考ページ:スタンフォード監獄実験
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Cフェーズ:Confort Buildingフェーズ前半
Aフェーズで相手の気を引くことができたら次の段階がこのCフェーズです。
補足:AフェーズからCフェーズへの移行タイミングについては元スレにはありませんでしたので追加しておきますと、女性からのIOIが示された段階で移行します。IOIなどの用語や意味など詳しくは別ページにて。
関連ページ:興味の意思表示!IOIとIODとは何なのか?その一覧と使い方
この段階の目的は女の子に「心の通い合った信頼できる人」であると思ってもらう事、すなわち「ラポール」を形成することです。
ラポールというのは臨床心理学の用語であり、心が通い合って信頼しあっている状態を指す言葉です。
参考:ラポール(wiki)
このラポールを形成するというCフェーズは、必ずAフェーズをこなしてから行わなければなりません。
というのも、いきなりCフェーズから入ってしまうと友達フォルダに入れられてしまうからです。
Aフェーズをきちんとしておけば、Cフェーズに移行しても大丈夫です。Cフェーズに移行したらとにかくラポールの構築を目指しましょう。
ラポールの構築には以下のような方法があります。
a.ペーシング・・・相手と話すスピードや息遣い、相槌のタイミングを合わせる
b.ミラーリング・・・相手の仕草を気づかれないように自然にマネする。相手が足を組んだら自分も足を組む、首を曲げたら首を曲げる、前のめりになったら前のめりになる。
c.バックトラッキング・・・オウム返しのこと。相手が「○○なんだ」と言ったら「○○なんだね」と返す。散歩が好きだと言ったら「へ~、散歩が好きなんだね」と返す。もちろんすべてがこれだけだとダメなので少し工夫します。
相手が話したことに対して「それはむかつくね」「それは楽しいね」などのように感情にして返したり、相手の話を要約して返したりも織り交ぜましょう。
これらを実践しているラポール形成のお手本として椎名林檎との対談時のイチローが挙げられます。
YouTube動画があればそれを見ながらお手本にしてみましょう。
参考:YouTubeでの「イチロー 椎名林檎 対談」の検索結果
そして上記a~cの3つを実践するにあたって、Cフェーズで最も重要なのが傾聴力、相手の話をしっかり聞く力です。
イメージとしては女性の話を聞くインタビュアー兼カウンセラーです。
Aフェーズでは喋ることで相手を楽しませ、Cフェーズでは相手の話を聞くことで気持ちよく話をさせてあげましょう。
人は自分の話をよく聞いてくれる人に対して信頼感を抱きます。
この際に悩み相談をさせると効果的です。
「○○って大変じゃない?」というフレーズを使いましょう。○○には相手の職業やそれに伴う生活などでありそうな苦労を適当に入れていきます。
例えば看護師なら「夜勤って大変じゃない?」とか「友達と休み合わないの大変じゃない?」とかという感じです。
それを苦労と思っていれば勝手に悩み相談が始まります。
Cフェーズでは徹底的な聞き役になりましょう。
ただし、悩み相談が深刻になりそうであったらすぐに舵を切るのもポイントです。
深刻な悩み相談は、ネガティブなイメージと話してる人とを紐づけてしまうことがあるため、会うたびにネガティブなイメージを持たれる可能性があります。
そのような時には、インタビュアーとして、相手の好きな事や得意な事の話をさせましょう。自分の得意分野の話は誰でも楽しいものです。
Aフェーズとは違い、ある程度のラポール形成までのCフェーズ前半に関しては男女の関係を保つ必要はありません。男を出す必要はないのです。「君とセックスしたい」という感情はひたすら沈めておきましょう。
相手が気持ちよく話しているのであれば、つまらない内容でも笑顔で「ふんふん」言いながら聞きましょう。
またCフェーズ全体に言えることですが、女性と話す際には声に感情を乗せる意識を忘れないようにしましょう。相手の心に届け~と念じるだけでもかなり違います。
営業マンの教えるスキルなのですが、意外と馬鹿にできません。
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Cフェーズ:Confort Buildingフェーズ後半
Cフェーズの前半でラポールが構築され始めたら、そこからは少し「男」の部分を出していきます。
恋愛の話に持って行くのも大丈夫です。ただしこの際にキモいと思われないように注意しなければなりません。
慣れないうちは恋愛の話を始める「どんな人がタイプなの?」というような事を聞くときには目を合わせずにさりげなく言うようにしましょう。
というのも、目を合わせて聞くと必死感が出る上に、もし自分と真逆のタイプを言われ場合にあからさまに動揺してしまうからです。
自信と落ち着きは崩さずに、動揺したとしても悟られないようにするのが鉄則です。
ちなみに女性が言う「○○な人がタイプ」というのは適当にあしらっておいて大丈夫です。女性が公言するタイプと全く違うタイプの男性と付き合うなどというのは日常茶飯事ですので。
もし相手が話をしているときに「ん?」っと違和感を感じたらすぐに言いましょう。
「不機嫌そうだね~」とか「無理してテンション上げてる?」とかです。
そして言った後に「そんなに○○だと男に好かれないでしょ。俺は好きだけど。」のような適当なカバーをします。
「相手の性格の難点を伝えた後に、すぐカバーをする」を繰り返すと食いつきはどんどん上がり、打ち解けている感じになっていきます。
Cフェーズにおいては自分の話はする必要はありません。相手に聞かれたときにさらっと答える程度でいいです。
可愛い子ほど落とそうと必死になっている男たちの自慢話を聞き飽きていますので自分アピールは逆効果です。自分で自己アピールするのはものすごくチンケなやつに見える行為なのです。
自分の話をすることは、自己顕示欲とすぐに結びついてしまうため危険です。しかし逆に相手には自身の話をさせて自己顕示欲をどんどん満たしてあげましょう。
そうすると相手はどんどんと気持ちよくなっていきます。
Cフェーズでの質問のコツ
Cフェーズではインタビュアーに徹します。
ひたすら相手の話を聞いてあげ、また質問します。しかしただ質問するだけではいけません。
適当に「いつ休み?」「仕事は?」「趣味は?」と一問一答するのは尋問と同じで苦痛です。
女性に質問する時には以下の例のようにどんどんと掘り下げていきます。その際に質問には感情を乗せます。
男「仕事は?」
女「看護師」
男「へー、看護師かー。夜勤とかあるとスケジュール立てるの大変でしょ?」
女「うん。大変だけど、夜勤明けでも遊びに行っちゃうし。」
男「あ、明けでも行くんだ!元気だねー!怖い先輩とかいるの?女社会って怖そう・・・」
女「うん、ボスみたいなのはいるかなー」
男「ボスいるんだ!じゃん○○ちゃんも将来はボスコース?」
このような感じで話題は変えずにひたすら掘り下げ続けます。男性にとってはつまらないかもしれませんが、女性にとってはこれが楽しいし安心感を感じるのです。
Sフェーズ:Seducationフェーズ
Cフェーズでラポールが構築されたら、いよいよ魅惑し口説くフェーズです。
ラポールがきちんと構築されているのであれば恐れることはありません。どんどん「男」を出してガンガン行きましょう。
ラポールが形成されたかどうかは「手をつなぐ」事でわかります。いわゆるハンドテストと呼ばれるものです。
きちんとラポールが形成されているのであれば、問題なく手をつなぐことができます。
ここで失敗しても「ごめん、フライングだね~」とでも適当にごまかして気まずくならないようにして、再びCフェーズに戻ってラポールを構築しましょう。
Sフェーズのコツはガンガン行くことです。ラポールの構築が確認出来たら思い切って口説いていきましょう。
このフェーズで失敗を恐れて慎重に大事に行ってうまく行くことはありません。
ここで分散投資の効果が発揮されます。
1人の子に執着している男性は「この子を失ったらどうしよう」とビビってしまい大胆に行けませんが、分散投資している男性は、今回がダメでも他の子もいると心に担保があるため、大胆に行くことができるのです。
自信と余裕をもって大胆にアプローチすることがカギです。
失敗してもそれはストップロスです、損切りしましょう。
まとめ
・恋愛は感情ではなく本能
・本能は一定の規則に基づくため理論的に攻略が可能
・女性は格上の有能な男性が好き、格下の無能は大嫌い
・女性は他の女性からモテている男性を有能であるとみなして好む
・モテる男性はさらにモテる、そのループに入ることが重要
・モテは自信と落ち着き、人工的に作り出しても有効
・分散投資で恋愛のポートフォリオを築き上げる
・ACSモデルで口説き落とすフェーズごとの行動をする
・Aフェーズでは自分に興味を持たせる
・Cフェーズではラポールを構築する
・Sフェーズでは口説き落とす
・Sフェーズでビビると絶対に成功しない、そのために分散投資が重要
参考ページ:暇人速報「彼女できない奴のために科学的アプローチを用いて彼女作る方法解説してやるwwwwwwwwwwwwwwwwww」
元スレ:彼女できない奴のために科学的アプローチを用いて彼女作る方法解説してやるwwwwwwwwwwwwwwwwww
あとがき
このスレは管理人が2016年にたまたま暇人速報さんのページを見ているときに発見し、そして大きな影響を受けたものです。
それまでは恋愛とは感情的なもので、一生懸命頑張ればなんとかなると思っていたところに、理論的科学的な説明を用いて恋愛の攻略方法を解説していたこのスレは大きな衝撃でした。
この記事を読んだ次の日にはスレの中でおすすめされていたニール・ストラウスの著作「THE GAME」を購入し、さらに次の月には勢いに任せてこの「なんけん!」というサイトをオープンしていました。
もちろんオンライン・オフライン問わず実践も当然行い、何度も繰り返し行っているうちに段々と、そして何度も成功できるという結果を自分自身で得ることができました。
元スレの>>1とまとめを作ってくれていた暇人速報さんには、多くの出会いと自分に自信を持てるようになるきっかけを与えてくれたことに感謝しています。
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