iPhoneやAndroidなどのスマートフォンやタブレットで利用できるマッチングアプリのTinder(ティンダー)は危険なのか安全なのか、どんな人がいるのかなどTinderの安全性についてです。
マッチングアプリは当然見ず知らずの他人と知り合うためのツールですので、場合によっては思わぬトラブルになることも考えられます。
Tinderも例にもれず、今まであったこともない人と出会うアプリですのでそのようなトラブルに発展する可能性は十分に考えられます。
ではTinderではどのような危険やトラブルが考えられるのか、安全に対する配慮はされているのか、実際にはどのような人がいるのか、それぞれ順に見ていきましょう。
考えられる危険性
まずはTinderで考えられる危険についてです。
Tinderはネット上でのやり取りの後に、直接会うことを目的としたアプリですので危険も対策も「ネット上」と「直接会う時」の2段階に分けられます。
それぞれ見ていきましょう。
ネット上での危険性
ネット上での危険性としては以下のものが挙げられます。
1.他サイトへの誘導
2.業者の勧誘
どちらもターゲットとして男性が狙われやすいのが特徴です。
1.他サイトへの誘導
セクシーな金髪のお姉さんとマッチしたと思ったらメッセージでいきなりURLを送ってくる、そして開いてみたら違うマッチングサイトだった、なんてパターンです。
ほぼ100%見ればわかるぐらい不自然にURLを送ってきますのでまず引っかかることはないはずです。
ただ最近は手口が巧妙化していて、Tinder上では普通の女性と変わらないプロフ構成とメッセージのやり取りから自然にラインの交換をして、ラインでやり取りしてる途中で「ラインの調子が悪くてデータ消えることもよくあるから、念のため他の方法でも連絡取れるようにしたい」のような理由をつけて他サイトへ誘導、もしくは向こうのメールアドレスへメールするよう促してきます。
誘導先のサイトへ登録したり、メールアドレスにメールしたりするとわけのわからないサイトから迷惑メールが連日山のように来ますので、間違っても登録したりメールしたりしないようにしましょう。
管理人も実際に遭遇しました。その際のやり取りの詳細は別ページで紹介しています。
関連ページ:Tinderで実際に出会った他サイトへ誘導する業者の手口
2.業者の勧誘
デリバリーヘルスの業者とか、援助交際で生計を立てているセミプロの個人などがTinderを使ってお客さんを探しているパターンです。
見た目はちょっとかわいい感じのお姉さんなことが多いですが、女性から積極的にライン交換を持ち掛けてきたりと不自然な部分が少しあり、そしてラインを交換するとホテルレスリングのお誘いが来ます。もちろん有料の。
一般的に営業しているお店とは違い、怖いお兄さんが出てきたりする可能性が高かったりと無駄なリスクがありますので、料金に納得済みだとしても利用しない方が良いでしょう。
実際に会う際の危険性
実際に会う時の危険性としては以下のものが挙げられます。
1.マルチ商法の勧誘
2.追いはぎ
3.強制わいせつ
1.マルチ商法の勧誘
かなりTinderあるあるで、管理人も何度も勧誘されています。
マルチ商法自体は合法なので、やっている人も意外と普通の人が多いです。その分、会ってみて直接勧誘されるまでわからなかったりします。
ただしプロフィールの文章に特徴があり、「夢」「自由」「成功」などの文字が散らばってることが多いです。
関連ページ:Tinderにサクラや業者やマルチ・宗教の勧誘の人はいるのか?
2.追いはぎ
ホテル搬送がうまくいったと思ってワクワクしながらシャワーを浴びていたら荷物とお姉さんが消えていたというパターンです。
これはもはやTinderに限らず他の出会い方でも稀によくあります。
ちなみに追いはぎではありませんが、管理人はTinderで知り合った女性とご飯を食べに行ったときに、その女性がトイレに行ったまま帰ってこないというパターンの食い逃げをされたことがあります。
3.強制わいせつ
この項目に関しては女性の方の危険性です。
男性でマッチングアプリをしている人は、ほぼ100%ヤリモクなので、セックスを直接会う際の最終目標としているため欲に目がくらんで強行に走る可能性があります。
車でドライブに行ったり、個室に入ったり、人がいないところに行ったりなど2人きりになると危険性が高まります。
関連ページ:Tinderにいるヤリモクの男性・女性の特徴と見分け方
安全対策
まずはネット上の危険性に対する対策ですが、基本的には相手のプロフィールやメッセージの内容をちゃんと見ましょう。外部への誘導などのURLをすぐに踏まないようにしましょう。
普通に考えれば引っかからないようなものがほとんどです。
そして相手が危ない人だとわかったら運営へ通報を行いましょう。
通報が行われると、その通報されたアカウントは運営により検閲状態になり、問題があれば強制退会となります。
次に直接会う時の危険性への安全対策です。
直接会ったときに何かされる、というのはほぼほぼ2人きりになった時です。ですので、ファミレスやカフェ、居酒屋など比較的人が多いところで会うようにしましょう。
またお酒を飲むのもほどほどにしておきましょう。
マルチの勧誘に関してもプロフィールの時点である程度わかりますが、ファミレスなどで会う分にはそこまで危険性はありません。家などに呼ばれた場合にはきちんと断りましょう。
でなければ、おうちの中で何人かに囲まれながら自称成功者がすごく夢のある話を永遠としてくれます。
関連ページ:Tinderでマッチングした相手をブロック・解除または通報する方法
実際にどんな人がいるのか
筆者が今まで出会ったのは以下のような人たちです。
- お店に来てとラインを送ってくるお姉さん
- マルチ商法の勧誘の比日ハーフ
- ミニ食い逃げデパート店員(伊〇丹)
- 事あるごとにイベント情報を送ってくるパリピ
- 呼び出したまま放置プレイするSなお姉さん
- 都議選は尖閣に上陸した男に投票してくださいと送ってくる意識高い系
などなどです。
大した被害はないものの、ちょっとだけイラっとする程度です。
まとめ
Tinderで遭遇する危険な人・状況というのはありますが、きちんと安全対策しておくことである程度危険は回避可能です。うますぎる話はおかしい(美人が積極的に誘ってくる)、お酒を飲みすぎない、女性は2人きりに最初からならない、など当たり前のことに気を付けるだけでもかなり違います。
関連ページ:Tinderのやり方・使い方