iPhoneやAndroidなどのスマートフォンやタブレットだけでなくパソコンからも利用できるマッチングサイトのハッピーメールにサクラがほぼいない理由についてです。
出会い系を利用する上で最も時間やお金を無駄にする行為の一つとして挙げられるのは「サクラ相手にメールや電話をする」事です。
サクラは一般的には運営によって雇われた「偽会員」であり、目的は利用者のお金を可能な限り使わせることですので、実際に会ったりデートしたりできることはありません。
しかしハッピーメールではこのようなサクラと呼ばれる偽会員はほぼいないと言えます。
このページでは考えられる理由と、キャッシュバッカーと呼ばれるハッピーメール特有のサクラのような会員についても検証していきます。
注:この記事はiPhone5sブラウザ版を元に執筆していますので、画面などは他の機種やアプリの場合と異なることがあります。
ハッピーメールにサクラがいない理由
ハッピーメールにサクラがいないと考えられる理由には以下のものがあります。
1.女性会員数が十分にいるためサクラを用意する必要がない
2.運営にとってサクラは利益以上にリスクが大きい
それぞれについて見ていきます。
女性会員数が十分にいるためサクラを用意する必要がない
ハッピーメールは現段階で1600万人の会員がおり、アクティブユーザーがかなり低く見積もって5%だとしても80万人が現役で利用している計算になります。
そうなると女性会員も毎日数十万人以上が利用していると考えられますので、10人~100人単位のサクラを雇うぐらいなら、今いる女性会員の利用環境を整えたほうがよっぽど効果的だと言えます。
運営にとってサクラは利益以上にリスクが大きい
ハッピーメールは運営20年を超える老舗サイトです。長く運営できている理由の一つに「信頼」による新規会員獲得が大きいと考えられます。つまり信頼が無くなってしまえば老舗サイトといえども運営は苦しくなります。
もしサクラを使っていたとして、それがバレて世に出てしまえば信頼など簡単に揺らぎます。
そのリスクをとってまでサクラを運用することによる利益があるかどうかと言えば、前述の1の理由の通りなのです。
インターネットが今ほど発達していなかった2000年代前半までであれば、サクラを利用していることがばれたとしても大して知れ渡ることはありませんでした。
しかし現在のインターネットの状況では、一度悪事が世に出るとツイッターやフェイスブックなどで瞬く間に広まってしまいます。
そこまでのリスクを冒す理由は今のハッピーメールには全く無いと言えます。
ハッピーメールのキャッシュバッカーとその仕組み
ハッピーメールにはサクラとはまた別に「キャッシュバッカー」と呼ばれる女性がいます。
ハッピーメールでは女性会員の通信費などの費用負担という理由でキャッシュバックキャンペーンを行っています。
女性会員に限定して条件を満たすごとにMP(マイレージポイント)と呼ばれるポイントがたまる仕組みがあります。このMPは1MP = 1Pとして通常のハッピーメールポイントに交換できるほかに、1MP = 1円として現金に交換することができます。
これだけ聞くと「なるほど、これでお金稼ぎしてる女性がいるんだな」と思うかもしれません。
しかし実際にはこのシステムでお金を稼ぐことはかなり難しいです。その理由は以下の表をご覧いただければわかります。
キャッシュバックされるポイント一覧
(1MP = 1円で以下は円換算で表示します。)
評価される | |
---|---|
アダルト投稿画像 | |
◎すごく良い | 20円 |
〇良い | 10円 |
普通 | 0円 |
アダルト投稿動画 | |
◎すごく良い | 30円 |
〇良い | 20円 |
普通 | 0円 |
メールを受信する | |
掲示板書き込みからの受信 | 1円 |
掲示板以外からの受信 | 2円 |
メールを返信する | |
メールを送る | 2円 |
転送電話・ボイスチャット | |
カケ放題プランの場合 | 30円/1分 |
フリーダイヤルの場合 | 20円/1分 |
その他 | |
いいねされる | 2円 |
見ての通り全体的にかなりキャッシュバック額は低いです。
特にメールに関しては往復で4円程度、100往復メールをしても400円です。
自動で人間と変わらないレベルのメールをやり取りするAIやボットが登場すれば話は別ですが、生身の人間がこんな安い価格設定でお金儲けをするぐらいなら、アルバイトか内職でもしてた方がよほど稼げます。
ただしキャッシュバッカーがいる可能性としてあるのは「転送電話・ボイスチャット」です。
これに関しては上手くいけば1時間で1800円稼げますから、もしかしたら狙ってやってる人はいるかもしれません。
普通の女性は転送電話やボイスチャットは今どき使いませんのでこれらを利用するのはキャッシュバッカーであると断定しても問題ないでしょう。
つまり「ボイスチャットや転送電話に誘導してくる人がいたらキャッシュバッカーなので相手にしない」と決めて利用していればハッピーメールで無駄な時間を使うことはありません。
ちなみにMPの最低交換額は3000MP = 3000円からです。つまりメールの往復750回です。キャッシュバッカーを目指してハッピーメールを始めた見習いキャッシュバッカーの99%が一度も換金することなく終わっているであろうことは想像に難くありません。
関連ページ:ハッピーメールのやり方・使い方